2021年の楽天は優勝が絶対条件。結果次第でマー君のメジャー復帰白紙も

2021年待ちに待ったプロ野球が開幕しましたが、現在楽天はソフトバンクと同率の2位という位置につけています。出だしとしては好調と言っていいでしょう。昨年も出だしは好調でしたが、今年は投手陣の層が厚い。その中でも、やはりマー君の存在が大きいと言えます。しかし、その肝心のマー君はケガの影響でまだ登板できていない状況。果たして今季活躍することは出来るだろうか。

2021年の楽天は優勝が絶対条件。マー君がカギ!


今季楽天は、石井一久新監督のもと優勝の二文字を掲げペナントレースに臨んでいます。昨年は、打線がかなり奮起して前半はずっと上位争いを繰り広げていたにも関わらず、投手陣が上手くかみ合わず、最終順位は55勝57敗と負け越しての4位。

パリーグの総得点数では1位でしたので、相当打線が好調だった証拠と言えます。それだけに投手陣が抑えきれず、勝ちを逃した試合が多くあり、唯一涌井投手が気合あふれるピッチングを見せていました。

そして、三木監督の采配も正直噛み合わない面が多くあり、ファンから厳しい声が沢山あったようです。そこで、昨年までGMをしていた石井一久さんが責任を受ける形で今季から新監督を務める事になりました。

つまり、今季新監督になったばかりで監督未経験にも関わらず、石井監督にはいきなりの重責が待ち構えているということです。

ファンの目は昨年の内容からも、やはり厳しいことは間違いない訳で何としても上位に食い込まないと石井監督も非難を受ける可能性もあると言えます。

しかし、そんな石井監督に心強い味方が今季入団しました。それがニューヨークヤンキースで昨年までプレーしていたマー君こと田中将大投手です。

マー君の加入は、相当大きく勝ち星の算段も出来るだけでなく、やはりナインの指揮が大きく上がること。つまり、マー君の影響力は計り知れないということです。

ですが、当然ながらプレッシャーもあります。何と言っても、マー君をメジャーから呼び寄せた以上、優勝以外の順位結果では、ファンも球団としても納得しないと言えます。

石井監督にしても、マー君にしても今季にかける思いは相当なものでしょう。絶対に負けられない戦いと言えそうです。

楽天優勝とマー君の成績がメジャー復帰に影響!?


今は亡き野村監督の名言の一つでもあり、マー君神の子不思議な子は有名ですが、確かにマー君ならどんな厳しい状況でも、何とかしてくれるのではと思ってしまうほど魅力のある投手。

しかし、そのマー君も今季は幸先良いスタートとはならず、右ヒラメ筋損傷というある程度軽めのケガとはいえ、登板がしばらく遅れることとなっています。

責任感の強いマー君だけに、きっと悔しい思いをしているはずです。ただやはりそこはプロの世界。

マー君にとっても今季はかなり大事なシーズンといえ、自分が来た以上は優勝しなければいけないということを分かっているでしょうし、当然そこにはマー君自身の貢献度が必要となります。

最低でも、10勝はクリアしないと、メジャー復帰への道も遠のく可能性が出てきます。そこにプラス優勝の二文字を加え、文句なしと言われる内容でなければマー君も胸を張ってメジャーには戻れないでしょう。

まずは、無事に登板して1勝目をあげることが大事ですが、シーズン通してしっかり投げれることがもっとも重要と言えます。

まあマー君ならやってくれると皆思っているはずです。何と言っても、日本プロ野球の至宝と言われる選手ですからね。

2021年楽天はエース級の投手が他球団の倍。


石井一久監督にとって、もう一つの幸いは今季しっかりと投げれそうなエース級の投手が、マー君を含めて4人いる事でしょう。

昨年から楽天で活躍している涌井投手は、今季もどうやら好調をキープしており、昨年同様のピッチングをしてくれれば、まず結果はついてくるでしょう。プライベートも充実していて、気合は十分でしょうからね。

そして、昨年は途中で離脱してしまった岸投手も今季しっかりとフルシーズン投げれれば、安定のコントロールを武器にエースとして二けた勝利も十分想定できます。岸投手もマー君が戻ってきた事でモチベーションもかなり高くなっているはずです。

次に則本投手です。数日前の記事にプライベートのことを書きましたが、そちらの情報は一旦おいておくとして、肘の手術の影響で一昨年昨年と成績が低迷しましたが、おそらく今季はしっかり投げれるのではないでしょうか。メンタル面での心配は少しありますが、そこはマー君復帰というモチベーションを上げてくれる材料がありますので、何とか頑張ってもらいたいところです。

力を出し切れば、当然エース投手ですからね。新人の時のように奮起してほしいです。

最後にマー君ですが、これまでの実績から考えても申し分ないでしょう。まず余程のことがない限り、二桁勝利はすると思います。

さらにもう一つの光は、ストッパーが松井裕樹に戻った事でしょう。昨年は本人の希望もあって先発要員として臨みましたが、やはり松井投手のもっとも活きる舞台は、抑えですね。

しっかりと実績を残した位置に戻り、まさに不動の投手陣が完成したと言えます。そこに昨年と同じくらい打線が繋がれば、おのずと優勝に近い存在になっていくはずです。

後は、立ちはだかる強敵ソフトバンクをどう攻略するかが一番重要な部分ですね。

ファンが喜ぶシーズンになることを期待しています。

まとめ

1、2021年の楽天はマー君加入で優勝が絶対条件。

2、マー君にとって優勝は大事だが、自身の成績はメジャー復帰に向けてもっと重要。

3、石井監督には重責だが、投手陣をはじめチーム力が高いことは幸い。

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