解散ではなく、活動休止。
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２０１９年１月２７日、衝撃の発表から約２週間ほど
経ちました。
ジャニーズの嵐が活動休止宣言。
その原因となったは、リーダーの大野君でした。
理由は、アイドルから離れて、別の世界を見てみたい。
また、少しゆっくりしたいといった主旨の話でした。
この理由に、少なくともファンの一部は、納得出来ないとか
リーダーなのに無責任ではないかという声もあったようですが
まあ普通に考えて、これだけの理由であればそんな声も分からない
ではない気もします。
ですが、他の嵐のメンバーは、リーダーの意見を尊重し、一時
活動休止と言う事で、皆足並みを揃えてコメントをしました。
松潤こと松本君は、結構前から考えていた、想定内にあった
という発言をしていましたね。
会見で特に印象的だったのは、櫻井君が物凄く言葉遣いに
気をつけていた事でした。
ネット報道なども過熱する昨今だけに、多くのファンの事を
考えて、慎重に言葉を選んでいて、他のメンバーの発言にも
場合によっては、発言後に一部修正するような話もしていました。
それを見ていると、やはり本来はリーダーとして櫻井君の方が
資質は高く向いているように思います。
これは、おそらく多くの人がそう感じる事でしょう。
ですが、だからこそ櫻井君ではなく、大野君がリーダーで
もっとも最適だったと感じました。
嵐というメンバーもまた、他のジャニーズのメンバー同様
一人一人の色があり、個性が上手くまとまって、これだけの人気を
得る事が出来たのだと思います。
そんな個性の集まりですから、リーダーすぎる人がいると中には
引っ張られたくないという意識も生まれやすい訳で、もしかすると
櫻井君がリーダーであったら、嵐はここまで人気になっていなかった
可能性も否定できません。
一見頼りなさそうなリーダーの大野君ですが、この周りを和ませるというか
メンバー一人一人がしっかりしなければと思わせるような空気感こそが
嵐の結束の固さに繋がっていったと思うのです。
そう考えると、大野君がリーダーであった事が、本当にベストだったと
言えるでしょう。
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本当に理由はそれだけだったのか？
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話は戻って、大野君がアイドルを休みたいと思ったという
それだけの理由で、リーダーとして活動休止の道を選択したのか？
おそらく、本当に別の世界に触れてみたいと思ったのは事実だと
思います。普通の一人の人間として、生きてみたい。
その気持ちも本当でしょう。
ですが、大野君も嵐という超人気グループのリーダーです。
果たして、自分のそんな思いだけで一度辞めるという選択を
するでしょうか？
そんな無責任な人間ではないでしょう。
そこで考えられるのは、やはり他のメンバーへの配慮だと
気付きました。
人気の嵐と言えど、もうメンバーの皆は、アラフォー世代です。
自分たちの夢のため、そして、ファンのためにこれまで何十年と
わき目もふらず、嵐として突っ走ってきたと思います。
ですが、そろそろ一人の人生として、いろんな事を
考えたい時期ではないでしょうか。
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一つは、メンバーの交際であったり、または結婚かもしれませんし、
または個々に描いていた夢かもしれません。
特に結婚となれば、男性としてはある程度の年齢でも良いですが
女性はそうはいきませんよね。やはり、適齢期というのもあります。
そういった事もすべて棒に振って、ずっと一生アイドル嵐で居続けて
欲しいと言うのは、ファンとしてはそうあって欲しい気持ちも分かりますが
メンバーの立場になって考えたら、それは可哀想です。
メンバーの幸せもファンとして、称えてこそ本当のファンではないでしょうか。
リーダーの大野君には、沢山のメンバーからの心境や状況が
マネージャーを通してか事務所を通してかは分かりませんが
或いは本人の口から入って来ていたと思います。
もしかすると、場合によっては解散という案もあったのかもしれません。
でも、今回ある意味大野君がそのすべてを自分という理由にして
活動休止宣言をした事は、あくまで個人的な意見ですが、器の大きさ
を感じました。
リーダーとして、皆を守ったと思っています。
普通に考えて、凄くないですか？
別に皆が鎖につながれていたわけではないですが、大野君は
すべてを自由にしたのですから。
敢えて自分が非難の対象となる可能性を一心に受けても
嵐という世界を変えたのです。
そして、皆が完全に賛同するとは、行かないまでも
了承したのは、リーダーの大野君だからこそ出来た話だと言えます。
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やっぱり、嵐は素晴らしい！
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今回のキレイな引き際をメンバー全員で決めたのは
やはり、先輩ジャニーズグループの事が大きく関係
していると言えます。
何となく、後味の悪かったスマップの解散。
そして、TOKIOの山口メンバーの脱退。
また他のグループでも過去にゴタゴタは
結構ありましたよね。
でも、唯一と言っていいくらい、嵐は凄く結束力の
堅いグループでした。
そんなグループが、後味の悪い形で休止、解散したと
なったら、今までの活動までも印象が良くなくなる恐れも
あります。
いかにファンの事を考えて、ファンの気持ちに寄り添って
来たかが今回の嵐のキレイな幕引きに繋がっていると言えます。
本当に素晴らしいメンバー達、そして、本当に素晴らしいグループです。
２０２０年の１２月末を持って、活動休止との事ですが
２０２０年は東京オリンピックがありますからね。
ここでも、嵐は選手たちの応援に一役買う事でしょう。
まだまだ嵐は終わりません。
記憶に残る２年として、一ファンとして嵐を応援していきたいですね。
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