羽生結弦選手の胸中を図り知る。
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同じフィギュアスケートの仲間であり、ライバルでもあった
デニス・テン選手が亡くなられたというニュースが飛び込んできました。
突然の出来事に日本人選手達も、ショックを隠し切れない様子。
スポンサーリンクそんな中、羽生結弦選手も個人としてのコメントはしていない
ものの、連盟として哀悼の意を表しています。
他の日本人選手はいち早く個人としてのコメントをしていましたが
羽生結弦選手は、今ところ個人的なコメントはしておりません。
羽生結弦選手とデニス・テン選手の関係。
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羽生結弦選手とデニス・テン選手と言えば、公式練習中に
起きたひと騒動が問題としてニュースに上がりました。
滅多に感情をあらわにしない羽生結弦選手が怒った事で
2人の間に溝が入ったのではと多くの人は思ったはずです。
そして、今回の個人的コメントを差し控えている状況を見ると
話がどうしても２人の関係性と言ったふうになるのも分からない訳では
ありません。
しかし、事実は違います。
羽生結弦選手もデニス・テン選手もスケートリンクを離れてしまえば
本当に仲の良い仲間。
写真でも愛嬌たっぷりの２ショットがたくさんあります。
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ただし、スケートリンク上では別です。
お互いライバルとして負けられない勝負の世界。
ナーバスになれば、当然感情のぶつかり合いは生じるものでしょう。
それが、分かっているからこそ、羽生君もテン君も
その後、しっかり和解をしています。
スポンサーリンク羽生君が個人的なコメントを出さない理由とは？
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上記であげた通り、デニス・テン選手と羽生結弦選手の間には
一片のわだかまりもないと思います。
では、なぜ羽生君は個人としてコメントをしないのか？
その一番の理由は、国民栄誉賞にあります。
もう安易にコメント出来る立場の人間ではないのです。
これまでの羽生君であれば、百歩譲って思った事をありのままに
発言したとしても、それほど問題はなかったでしょう。
もちろん、羽生君が変な発言をするはずがないのですが、
ただ、言葉というものは、難しいもので一言違うだけで
いろんな意味に取られてしまう事があります。
例えば、羽生君がこうコメントしたとしましょう。
家族の人の心情を思うと本当に言葉になりません。
全く問題ないコメントのはずなのですが、羽生選手から
デニス・テン選手についての直接哀悼のコメントはなかった。
やはり、溝はあったのだろうか？などと書かれてしまう可能性もあります。
こういった感じで一つ一つの言葉に意味を重ねられる訳ですから、慎重なコメント
をしなければならないのです。
まさに国民栄誉賞という名誉と重圧は、切っても切り離せない関係と言えます。
しかし、羽生君ほどの人ならば、そんな大役もこなしきれるでしょう。
それだけの器を持った人物です。
今後おそらく、羽生君個人としてのコメントを求められるでしょうが
国民栄誉賞に相応しい言葉で羽生君はコメントをするはずです。
物足りなさを感じるファンもいるかもしれませんが、羽生君が
そういう立場であるという事を理解することも、また一ファンとしての
努めではないでしょうか。
本音を言えない本人が一番辛い部分もあるはずですからね。
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