アマゾンプライムビデオで映画Viva!公務員を観ました。正直映画が始まってしばらくの間は、いつ観るのを辞めようかと思ってしまいましたが、評価が高かったので観ていくと、段々と面白くなっていき、最終的には観てよかったと思える作品でした。
ViVa公務員の感想!上から目線のオッサンが面白い!
『Viva!公務員』(アマプラ鑑賞)
「何があっても公務員を辞めない!」
公務員にしがみつくケッコが、北極に異動したりしつつ人として成長(?)する話。テンポの良さと笑える展開に終始楽しかったです✨
イタリアの自虐的な話が面白く、別に”良い人”でないケッコが良い👍
最後まで笑わせてきます😂 → pic.twitter.com/yRzVNtRfnX— ふぅーずぅ (@fu__zu) August 2, 2021
映画「ViVa公務員」というタイトルを見た時、正直全く興味が沸かなかった。公務員を目指している人や現職公務員の人ならば、タイトルで観ようという気にもなるのかもしれません。
ですが、アマゾンプライムビデオのレビューと評価が高かったので、何となく観ようと思い、観始める事にしました。
そこで皆さんに質問です。美味しい物は、一番先に食べたい方ですか?それとも最後に取っておきたい方ですか?私は、最後に取っておきたい方です。
しかし、映画に関しては、やはり最初のインパクトは大事かなと思います。始めに視聴者を見る気にさせる、引き付けるストーリーやアクションが起こり、そこから展開が始まる方が私個人としては好きですね。
最初につまらなさそうと思ってしまうと、中々見る気力が沸かなくなります。
Viva公務員も最初は、良く分からない役者が出てくる事もあり、うーん本当に面白いのかなと思い、ちょっと観るのをためらってしまいました。
しかも、中年のオッサンが色々な人達に対し、すべて上から目線で会話をしていて、おそらく人によっては不快に感じる場合もあるかもしれません。
まあフランス映画なので、文化的な要素もあるのかもしれませんが、私はどうも最初はピンときませんでした。
ViVa公務員!ケッコザローネいい味だしてる
『Viva!公務員』
「暇、終身雇用、うま味もたっぷり」という公務員生活を謳歌していた主人公が、財政難の煽りを受けてリストラ対象に。山岳地帯、北極、難民キャンプと肩叩きで僻地に飛ばされるも、そのたびに上手にサボる主人公と政府との攻防を描いたブラックコメディでした。
(続く) pic.twitter.com/MQgpWgJAMJ— 聖★お姉さん(映画評) (@kakeochi_kibou) July 19, 2021
そんな30代後半のオッサンの役を演じるのがケッコザローネ!どうやらコメディアン、芸人として活躍されている方のようですね。
最初は、このオッサンの何が面白いんだろうと思って見ていましたが、段々と彼の演技力にハマっていくわけです。
フランスでは、公務員という職業がかなり地位が高いのだと言うのも分かりました。もちろん、日本でも公務員は良い職業で、結婚したい相手としても上位にランクされている職業と言えます。
ただ映画Viva公務員のように、家族や親せき、友人知人恋人からも崇め祭られるほどの存在ではないと思います。
ケッコザローネ演じる県職員だと思うのですが、公務員は人生バラ色といった感じでかなり自己中のワガママ王子みたいな雰囲気を常にかもしだしている。
しかし、そんな彼に突然不幸がおとずれる。それは上からのお達しで公務員の数を減らそうという指令が発動され、ケッコザローネもターゲットにされてしまう。
ところが彼は公務員に何としてもしがみつきたい一心で、どんなへき地に飛ばされようとも、耐え続ける。時には楽しみながら、どうぞどこへでも飛ばしてくださいと言わんばかり。
業を煮やした女上司は、彼をついに北極まで飛ばすことに、、流石のケッコザローネもこれには参り、上司に何度も電話をして交渉しようとするが、上司は完全敗北をさせるため無視。
ところがその間にケッコザローネは、北極で素敵な女性と出会い、その場に居続ける事が苦ではなくなってしまう。上司が慌てて、退職金増額を提示するも完全に拒否されてしまう。
ViVa公務員!ケッコザローネとソニアベルガマスコ
『Viva!公務員』2016
ある理由で早期退職か移動か、の選択迫られたマザコン公務員男が、職権にしがみつくべく格闘するイタリアン・お馬鹿コメディ。
退職拒否で飛ばされた世界各地に順応して耐える男が、泥縄式に自分探しをすることになっていくほっこり感は好き。象のアレをアレしてENDの下品安定。 pic.twitter.com/Cvj2raKPDi— Mitsuhiro Yamagishi (@Yamag1970) April 22, 2022
女上司役のソニア・ベルガマスコとケッコザローネとの白熱したリストラ争いが加速していく。
一方、恋人となったエレオノーラ・ジョヴァナルディですが、彼女も彼女でなかなかぶっ飛んでいるwまあコメディ映画なので面白いのですが、子供が3人いて皆違う男性との間に出来た子供たち。
そして、今度はケッコザローネとの間にも子供が出来るわけですが、なかなか凄いストーリー。
結末はネタバレになってしまうので言わないでおきますが、まあハッピーエンドで終わったので良かったです。
時間にして90分弱というのも丁度いい。おそらくこれ以上長すぎると映画の良さが半減してしまうと思います。2回は観たいとあまり思いませんが、一度は観ても良いと思います。
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