福井県で女子高生が自宅で亡くなっている事件が報道されました。その犯人が今回見つかった訳ですが、ナント女子高生の祖父でした。86歳の祖父と16歳の孫の間に一体何が起きたのでしょうか?理由そして動機などを考えて見ました。
福井の事件はなぜ起きてしまったのか?
福井の民家で女子高校生死亡 祖父を殺人容疑で逮捕 上半身に刺し傷(毎日新聞)#Yahooニュースhttps://t.co/YYBQYAxWrY
身内に殺されるなんて まさかです— 初心者レベルの羽球部 (@DQsince1986) September 10, 2020
福井の事件の真相がまだはっきりと解明されていない現在。家族は、悲しみだけでなく、やるせない気持ちが入り混じっている事でしょう。
それは、何と言っても犯人が女子高生の祖父だったわけですから。
そして、一番知りたいのは、やはりなぜこの事件が起きてしまったかでしょう。
86歳の祖父と16歳の孫の間に一体どんな事が起きていたのか?気になりますよね。そして、女子高生ですが、2か月程前から祖父と一緒に暮らしていたそうです。
話では、高齢の祖父の面倒を見るため、女子高生の両親も度々訪れ、食事や家事などの世話をしていたそうです。そんな中、段々祖父も体力的な問題もあり、1人で生活するのは厳しいのではないかという事になり、今回女子高生のお孫さんと一緒に暮らす事になったそうです。
そういった話もあってか、おじいちゃん思いの優しいお孫さんというイメージが近隣住民の方たちの評価です。
しかし、これはあくまでも近隣住民の方たちの見方です。
実際は、もう少し違ったのかもしれません。そうでなければ、今回のような事件は起きないはずですから。
福井の事件が起きた理由や動機。
福井の民家で女子高生が死亡した事件で、同居していた祖父が殺人容疑で逮捕されました。https://t.co/pHDXmJx6J5
— 毎日新聞 (@mainichi) September 10, 2020
今回の事件、女子高生の亡くなり方を見ても、正直強い憎しみのような痕跡がある事からも、祖父と孫の関係はあまり良くなかったのではないでしょうか。
2人で暮らし始めて2か月という事も関係しているかもしれません。最初は、仲の良いおじいちゃんと孫も長くいれば、お互いの嫌な部分も見えてきます。
さらに両親と一緒に暮らすのが嫌になって、家を飛び出した女子高生が祖父の所に転がり込んできたとすれば、祖父の考えが両親に近ければ、仲が悪かった可能性もあり得ます。
そして、今回かなり可能性が高いと思われるのは、やはり大きな価値観の違いではないでしょうか。
祖父は、昭和初期生まれ。一方孫は平成の中頃に生まれた訳で二人の価値観は全く違います。
それでも、孫が子供の時から、ずっと一緒に住んですべてを知っていれば、おそらく祖父も受け入れが出来ている分、今の子供はこういう感じなのかという気持ちもあったかもしれません。
ところが突然2か月前から、一緒に住み始め、孫の生活スタイルを毎日目の当たりにするようになった。ずっといるのと、たまに顔を出すのとは違いますからね。
スマホいじりは、今の世代では当たり前でしょうけど、昭和生まれの祖父であれば、当たり前とは思わないでしょう。
特に昔の人は、人と話すときは向かい合って話をするのが常識だと思っています。そんな常識の枠を飛び越えた孫は、スマホに目を向けながら、普通に会話をする。
そういった行動は、祖父には理解出来なかったでしょうし、怒りのような感情も芽生えたかもしれません。また思春期ですから、お付き合いしている人もいたかもしれません。
早寝早起きの祖父からすれば、夜通し友人や交際相手などと笑いながら話す孫がうるさい存在になっていたのかもしれません。
推測にすぎませんが、事件になる前に何度か祖父は、孫に苦言をしていたのではないか。そして、孫としてはあまり取り合わなかったのではないか。もしくは、孫だから言えなかったという事もあるかもしれません。
こういった事が日常で起こり続けていたとすれば、我慢に耐えかねた祖父が、、というような気がします。
福井の事件を未然に防ぐために必要だったこと。
福井市の住宅で女子高校生の遺体が見つかった事件で、福井県警は10日、同居していた祖父を殺人容疑で逮捕しました。女子高校生の父親は「死を現実のものとして受け入れることができません」とコメントを出しました。https://t.co/DbJCwwCVVb
— 毎日新聞 (@mainichi) September 11, 2020
それは、やはり女子高生の両親ではないかと思います。祖父がどういう思いでいたか、早い段階で分かっていれば、娘を無くさずに済んだ可能性は高いと言えます。
もちろん、これまでの想定が的を得ていたとすればの話ですけどね。
祖父にすれば、可愛い孫だったかもしれませんが、しばらく一人暮らしが長かったとすれば、気楽だったでしょうし、すべてが自由な毎日だったはずです。
しかし、身体が思うようにいかなくなり、そこにもっと思うようにいかない存在がいれば、ストレスが積み重なって冷静な判断が出来なくなってしまっていたのかもしれません。
出来れば、祖父の実の子が面倒を見ていれば良かったような気がします。実の子ならば、良い悪いは言えるでしょうから。
福井の事件、祖父は認知症だった!?
祖父が認知症だったのではないかという話がありますが、おそらくそれが原因というのは違うのではないでしょうか?
警察も認知症と見られる症状はなかったと言っています。つまりは、受け答えもはっきりしていて、尚且つ事件になってしまった原因もある程度話しているのではないでしょうか。
これが、全く自分自身(祖父)でなんでこんな行動をしたか覚えてないとか分からないというのであれば、その時点で警察も認知症を疑うでしょう。
さらに近所の人が言う認知症ではの話にしても、言葉に詰まる事があったとか、物忘れをする事があったとかという内容で、これは高齢になれば、誰にでも多少の差はあれど起こり得る事でしょう。
今回は、家庭内の出来事であり、おそらく近所の人が全く知らない内情があったと見るのが本筋ではないかと思います。
また付け加えますと、これまで過去に認知症の人が逮捕されるような事件になった報道ってあまりないですよね。むしろ、認知症の人の面倒を見ていた家族が疲れ果ててといったケースの方が多いと言えます。
もちろん、全くないという事はないかもしれませんが、おそらく認知症が原因でという可能性は少ないのではないでしょうか。
まとめ
祖父と孫は一緒に暮らすべきではなかった。
祖父と孫の価値観の違いで起きた事件ではないだろうか。世代の常識の違いを受け入れる事が出来なかった祖父は我慢の限界に達した。
今回の事件を未然に防ぐ方法は、祖父の実の子(両親のどちらか)が面倒を見るべきだった。
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