ジブリファンの良識が試される!写真を好きに使っていいわけではない

スタジオジブリがこのほど公式ページで400枚の場面写真(画像)提供を行うこととなりました。しかし、提供に際しては常識の範囲内でご自由にお使いくださいと代表の鈴木敏夫氏がメッセージを出しており、この言葉の意味に関して色々と波紋が巻き起こっています。

ジブリファンの良識が試される!写真の使い方


ジブリアニメと言えば、もはや世界にも名高い人気アニメであり、おそらく日本に住んでいる方ならば、知らないという人はほぼいないでしょう。

仮にジブリという言葉を知らなかったとしても、ジブリの作品名の一つや二つは間違いなく見た事や聞いた事があると言えます。

そんなジブリですが、この度代表の鈴木敏夫氏より、多くのファンが歓喜するような発表がありました。それは、ナント一部のアニメから計400枚の場面写真を自由に使っていいという内容のものでした。

つまり、ジブリ公認の元、提供された写真については、個人として使ってよい事になったわけです。これって本当に凄い事ですよね?これには、ジブリファンからも歓喜の声が上がった事でしょう。

そして、計400枚についてですが、「千と千尋の神隠し」「ゲド戦記」「崖の上のポニョ」「借りぐらしのアリエッティ」「コクリコ坂から」「風立ちぬ」「かぐや姫の物語」「思い出のマーニー」8作品×50枚となっています。

写真は、ジブリの公式ページで公開されています。

しかし、代表の鈴木氏は、提供に関し、もう一つのメッセージを残しています。それは、自由に使っていいけれど、但し!常識の範囲内でという点です。

ジブリファンの良識!好きに使っていいとは別!


写真を好きに使っていい。自由に使っていただければという言葉を聞くと、たまに勘違いをしてしまう方がいます。

ジブリとしては、これだけの人気があり、ファンがいてそういった方たちのために、喜んでもらう。またジブリをさらに盛り上げる一つの材料になればと思い始めた企画だと思います。

だからこそ、ジブリの価値を高めたり、好きになってくれる人が増える意味合いでの写真使用ならば、大歓迎と言った所でしょう。

ですが、逆にジブリの価値を下げるような写真の使い方は、常識の範囲外と言えるでしょう。決して価値を下げるような加工であったり、そういったサイトへの貼り付けは好ましくないと言えます。

また今回の写真提供には、もう一つの意味合いが含まれていると言えます。

ジブリの対応に歓喜も写真提供には注意喚起の側面も


ジブリとして、今回400枚もの写真提供を行ったのには、注意喚起の側面もあると思います。それは、やはり無断転載を出来るだけ減らしてもらいたいという意図もあるのではないでしょうか。

写真提供は、ここに関しては使っていいけれど、他の写真については使わないで欲しいというジブリ側のメッセージでもあるのではないでしょうか。

本来ならば、全部使ってはダメですよと言ってしまえば、それまでなのですが、ジブリファンのために講じた優しい措置とも言えます。

多くの人がジブリが好きなのは、分かりますが、やはり公式として使っていい写真を提供してくれたのですから、それ以外の写真は使わないと言うのが良識でしょうね。

ジブリの神対応に感謝する一方、反対の声も


今後ももしかすると、写真提供は増えるかもしれませんね。まさにジブリ様と言えるくらい今回の写真提供は神対応と言えます。

しかし、その一方で今回の措置に反対の声もあるようです。

それは、ジブリと同じアニメを仕事とする人達。ジブリだけが神対応しているのに、他のアニメ制作会社は写真提供をしてくれないのとかマイナス感情をもたれる懸念があるとのこと。

また今回の写真提供により、他のアニメなどでも無断使用が横行しないか心配という声。その他にもいろいろな意味で賛成できない声が上がっているようです。

まあこういった問題は難しいですよね。

しかし、共通して言える事は、作品の価値を高めてくれるならば、ジブリ代表の鈴木氏の常識の範囲なという考えは、製作サイドもファンにとってもプラスだと言えます。

多くの人がジブリの写真使用について、良識な行動をとってもらいたいですね。

まとめ

ジブリファンが歓喜するも、写真提供に関しては100%自由に使っていいとは言っていない。常識(良識)の範囲内という話。

ジブリの価値を上げたり、皆で作品について盛り上がれるならばOK。逆に価値を下げたり、写真を加工したり、マイナスになる写真使用に関しては常識の範囲外。

ジブリの写真提供により、他社アニメが悲鳴?同じ価値を求められても困る。

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