楽天、松井裕樹投手2020年より先発へ転向!
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松井裕樹投手と言えば、2015年より本格的に
楽天のクローザー(抑え投手)として、活躍。
持ち前のハートの強さと気迫を全面に押し出す
ピッチングが功を奏し、2018年を除けば
毎年30以上のセーブ記録を達成してきました。
昨年の2019年は、楽天史上初の38セーブを
樹立し、名実ともにクローザーとしての地位を
確固たるものとしました。
ところが松井裕樹投手の胸中は、いつも複雑な思い
だったようです。なぜならば、本人が希望するのは
先発投手だったからです。
そして、2020年の今年、これまでのクローザーの地位を
バッサリ捨て、先発投手へ転向しました。
本当に先発投手として、マウンドに立ちたかったのでしょうね。
松井投手の先発好走を許した楽天首脳陣の立役者とは?
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おそらくではありますが、楽天の首脳陣も当初は
松井投手の先発構想に首をなかなか縦に振らなかった
のではないでしょうか。
何と言っても、これだけのクローザーを失うのは
やはり勿体ないですからね。
確かに先発投手も欲しい楽天ではありますが、その分の
補給も今年は出来ています。
それでも、松井裕樹投手の先発への意欲を買った人物。
それは、やはり石井一久GMではないでしょうか。
松井投手のピッチング姿勢に、現役時代の自分
の姿が重なったのではないかと思うのです。
松井裕樹と石井一久の投手スタイルは似ている!
松井裕樹投手は、現役時代の石井一久投手と
凄く似ているように感じます。
松井投手の力で押すその投球は、俗にいう荒れ球と
言われていて、バッターからすれば、球種もコースも
読みにくい傾向があります。
そして、石井投手も現役特にヤクルト時代は、荒れ球
で球の伸びも凄いため、打者が打ちにくそうな印象が
ありました。
この点は両者とも似ているような気がします。
また球種においても、スライダーが良く似ていて
速球に関しても、同じくらいのスピードボールを
投げています。
ですが、荒れ球の分、制球力という面に関して言えば
どちらもコントロールに不安があり、四球に注意する
必要があります。
松井裕樹と石井一久の異なる点。
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ただ松井投手と石井投手の異なる点もあります。
それは、性格です。
松井投手は、バッターに対してどちらかと
言えば、感情を表にだして向かっていく
ピッチング姿勢。
かたや、石井投手は、常にポーカーフェイス
で、感情を内に込めて投げるタイプの
ピッチャーでした。
この点は、かなり違いますね。
そして、ここが大きな点なのですが、ヤクルト時代
石井投手の女房役と言える名キャッチャーが
いました。
いわゆる野村野球の申し子とも言える
古田敦也捕手。
古田捕手の巧みなリードで、石井投手の良さを
かなり引き出していた印象もあります。
この点は、まあ正直歴代でも5本の指に入る
キャッチャーですからね。
流石に松井投手的には羨ましいとなるかもしれません。
そういった点を含めると、石井GMも松井投手の気持ちが
分かる面もあるのではないでしょうか。
いずれにしても、松井投手が先発として活躍できる日を
楽しみに待っています。
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