青天の霹靂!最後ツッコミどころ満載!劇団ひとりのコント長編版!

映画青天の霹靂(へきれき)を観ました。最後だけでなく、途中もかなりツッコミどころ満載の作品でしたが、ストーリー性は流石劇団ひとりさんと言えるほど面白い!オンオフの切り替えが作品内の随所に現れていて緊張と緩和を上手く使った劇団ひとりのコント長編版みたいな映画!見ごたえは十分あります。

青天の霹靂!最後ツッコミどころ満載!笑って泣ける!


映画青天の霹靂を観ました。2014年の作品なんですね。劇団ひとりさんの作品で監督も務めたという事もあり、当時は注目を集めていたような記憶があります。

私も映画館に観に行こうと思ってましたが、諸事情により観に行けなかったと思います(適当)でも、興味はありました。

しかし、その後も続々と色々な映画作品が世に出てきたので、私の中では、記憶の底に埋もれてしまった作品の一つになってしまいました。

ところがある日突然思い立ったかのように、劇団ひとりさんの映画が見たいと思い始めた自分がいて、これがまさに青天の霹靂という言葉にピッタリ合う感覚でした。アマゾンプライムで観れないかな~と探っていると、おーあったあった!と見始めたわけでした。

かなりどうでもいい話をしてしまいましたね。すみません。

ストーリーは、場末のバーで働くしがないマジシャンこと大泉洋さんが低賃金、ボロアパート、将来の望みなしみたいな人生オワタモード状態からの、絶望ワープ。

そのワープ先が、昭和40年代で若き日の母柴咲コウさんと父劇団ひとりさんが、生まれてくる子供(大泉洋さん)への想いや愛を感じて、もう一度人生を見つめ直すというストーリー。

青天の霹靂!柴咲コウから大泉洋が産まれる?ありえんw


正直映画を見終わった後、感じたのは、確実に劇団ひとりさんが狙いにきてる所。明らかに視聴者にツッコませる気満々で製作された部分が要所要所にあり、もうこちらがツッコんだら、何となく劇団ひとりさんのほくそ笑む顔が浮かびます。

おっ!そこツッコんだ?よっしゃ的な感じですよ。だから敢えてツッコまないでおこうと思うのですが、コレが中々出来ないわけですよ。スルーさせないようにしてるw

まず柴咲コウさんから、どうやってあのモジャモジャの大泉洋さんが産まれてくるの?劇団ひとりさんに似たとしても、全然パーツ違うやんと一人でツッコんでしまいましたよ!

明らかにミスキャストです。でも、柴咲コウさんみたいな綺麗なお母さんだったら最高ですよね。コレはもはや劇団ひとりの理想と言うか欲望をそのまま画にした作品ではないのか?

あと、大泉洋さんが口下手という設定も笑いが止まりません。あれだけ水曜どうでしょうで喋くり倒しているあの大泉さんが口下手ですよw腹痛くてほふく前進しながら観るレベルです。

それでね、待ちに待ったスーパーの半額見切り商品を手に取って、店員にツッコまれたら、どっちでも良かったと割引の少ない商品をカゴに入れるあたりの芸が細かい!あーあるあると言わせたいのと、やっぱり劇団ひとりさんらしいコントを取り入れてますね。

あとチョコのシーンは無しなのかい!結構視聴者に投げるシーンが意外とある。これはサービスなのか?劇団ひとりさんのプレゼント企画なのでしょうか。

最後のシーンも、よぼよぼおじいちゃんの役とか良くコントでやってたような気がするのに、なぜか声のみで、ぼんやりとしていた。

劇団ひとりのコント長編版の世界へようこそ


TV番組イロモネアで何度も100万を獲得しただけの芸達者さんだけあります。

視聴者も一人の役者になりきって参加してしまえるイメージがある。劇団ひとりさんならではの、コント長編版映画で彼独特の世界観に引き込まれるわけです。

ただもう少し大泉洋さんとコント絡みして欲しかったかもしれない。映画の時間が90分ちょいだったので、あと10分くらい二人のコント作品が見たかったな。

多分大泉洋さんと劇団ひとりさんのファンなら、きっとそう思ったはずです。

そして、この二人がタッグを組んでイロモネアに出演すれば、きっと100万円獲得は間違いないでしょう。あっもうやってないか残念。

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