💔 うつ病歴25年、僕が「年齢=恋人いない歴」になった3つの理由(と、こじらせ男子の末路)
皆さん、こんにちは!
前回の記事では、僕がうつ病を長期化させた原因である「自分責め」と「呪縛」の話をしました。今回は、その根深い自己肯定感の低さが引き起こした、もう一つの深刻な問題についてお話しします。
そう、ブログタイトルにある通り、僕はうつ病歴25年=恋人いない歴という、筋金入りの「こじらせ男子」です。
生まれてきてゴメンナサイ?ネガティブの塊だった少年時代
一番初めの記事で、僕が20代でうつ病になった経緯を書きましたが、正直な話、うつ病になる前から僕は恐ろしいほど自己肯定感が低い人間でした。
「生まれてきてゴメンナサイ」というほど、赤ちゃんの頃からネガティブだったわけではありませんが、幼少期の頃は病弱で体が小さいという劣等感(コンプレックス)を抱えていたこともあり、誰に対しても心の中では常にビクビクしていたと思います。
- 弱い自分は他者より劣っているのではないか?
- 何か嫌な目に遭うのではないか?
- 周りから除け者にされるのではないか?
そんな思いを抱きながら生きていたため、自己主張することを極力避け、大勢の前に立つなんて怖くて仕方ない。怖そうな人や、独自判断で自分に危害を加えそうな人を見ると、無意識に逃げ隠れしてしまうような子供でした。
そういうことも相まって、自信のない僕にとって、異性なんてもう恐れ多い存在です。
遠くから眺めるだけの思春期と「心の優劣」
しかし、そんな僕も当然思春期になれば、芸能人(アイドル)を見て「カワイイ」とか「好き」という気持ちが芽生えるわけです。また、同級生や先輩など、多くの人からモテているタイプの女性を見て「良いな」とは思うわけです。
でも、もちろん告白なんて勇気もする気も1ミリもありません。
ただ遠くから眺めているだけ。もしくは、せいぜい夢でデートするくらいです。この幼少期からの自信の無さが、大人になってもずっと続いていきます。
そうこうしているうちに、一人の友達がある日突然彼女ができたと喜んで話してきて、その声を皮切りに「俺も付き合い始めた」「俺も」と…。
僕は表面的には「良かったな」「おめでとう」と声をかけるものの、内心は焦りやら情けないやらでぐちゃぐちゃな感情が入り混じっていました。
そして、その中には(失礼かもしれませんが)自分よりも容姿がそれほど良くない友達にも彼女ができて、それはもう精神的ショックは計り知れませんでした。「なんで僕には出来なくて、アイツに彼女ができるんだ!」そう思って悔しくて眠れないこともありました。
おそらくこれを読んでいる人からすれば、「そんな優劣的な考えや友達を見下したりしてるから恋人ができないんだ」という人もいるでしょう。
ですが、恥ずかしながらそのくらい劣等感の塊だったのです。
それは結局のところ、相手を認めないのではなく、自分自身を認めていなかったのだと後で分かりました。
コンプレックスの塊に「うつ病」が重なって
で、そうこうしているうちに、僕はうつ病になってしまったのです。
ただでさえコンプレックスの塊だったのに、そこにうつ病です。メンタルはボロボロで、自己肯定感は過去最低値まで落ちました。
そんな状態の僕ですから、とても異性と付き合うなんて到底無理だと決めつけてしまっていました。
せっかく恋人がいない自分を見かねて、女性を紹介してくれた先輩の好意も棒に振ったこともありました。とあるビルの前で待ち合わせをすることになっていたのですが、怖くて結局行けませんでした。
その後、飲み会という席に先輩が女性を呼んでくれて話をしましたが、僕は女性を目の前にして緊張のあまり、何を話していたかも全く覚えていませんでした。
ですが、飲み会の帰りに先輩から物凄い説教を受けたのは記憶にあるので、よほど僕はネガティブな発言を繰り返していたと思われます。
「お前さ、あんなネガティブな事ばかり女性に言ってたら、一生誰とも付き合えないぞ」
唯一のチャンスと、失恋
それから…僕はしばらく女性と無縁の生活を送っていましたが、ある日、以前働いていた職場の女性と街で偶然会いました。
僕は女性に気づいたものの、無視を決め込み通り過ぎようとしたところ、向こうから声をかけられてしまいました。
しょうがなく立ち止まって話していると、なぜかお茶をすることに…。近くのスタバに行き、仕事の話から始まったのですが、そこから女性のプライベートな話になりました。
「実は最近彼氏と別れちゃって…。で、見たい映画があるんだけど、恋愛映画で一人で見るのはちょっと…マル君、一緒にいかない?」と唐突に言われたのです。
僕は飲んでいたコーヒーを吹き出しそうになったのですが、慌てて無理に飲み込んだため咳き込みます。すると彼女は笑いながら、ハンカチを差し出してくれました。
彼女は「それはいいから映画代奢って」と強引なデートの誘いをしてきたのです。
こんな展開今までなかった僕からすれば、もう心臓がはちきれそうなくらいのドキドキです。僕は彼女の誘いに、「それでいいなら」と答えるのが精一杯でした。
それから数日後、僕はできる限りのお洒落をして彼女との待ち合わせ場所に向かいました。
ところが、約束の時間になっても彼女は現れません。
どうしたものかと待っていると、そこに一通のショートメッセージが入りました。
「ゴメン、彼氏とよりを戻したから…」
僕は冷たい街の風を感じながら家に帰りました。
その後何度かは女性と会話をしたり、悩みを打ち明けられたりということはありましたが、全く恋愛に発展することはありませんでした。**「良い人なんだけどね」**という言葉をもらったこともありましたが、その言葉こそ恋愛には発展しないという証でした。
「男らしさが足りない」と言われたこともあり、男らしさとは結局自分に対する自信だと理解しています。
結論:僕が恋人ゼロだった3つの理由
結論として、とてもありきたりかもしれませんが、僕に足りなかったもの。それは…
- 異性を引っ張っていく自信と魅力(自己肯定感の低さ)
- 相手に好きだと伝える勇気や積極的なアプローチ(行動力の欠如)
- 「付き合いたい」という気持ちが恥ずかしさを上回らなかったこと(恐怖心への敗北)
ネガティブなことだけが悪いわけではなく、世の中ネガティブな女性もたくさんいますし、ポジティブすぎる男性が苦手だという女性もいるはずです。要は、自分に合った異性に対して、自分をアピールできるかが大事なのだと思います。
もちろんタイプであることに越したことはないですが、外見にこだわりすぎて誰とも付き合えないというのは、完全にこじらせ男子であり、こじらせ女子の仲間入りです。(まあ、僕自身がそうなのですがw)
「清潔感のある爽やかな男性がいい」とか、「背が高くてイケメンで」とか、そういう外見的な話が出てきますが、結局そこには、異性と付き合いたいという明確な意思表示が絶対不可欠です。
それがなければ何も起こらないわけです。
見た目よりも行動が大事。行動だけが、付き合う確率を上げられるのだと思います。
どうです?恋愛経験がない僕だからこそ説得力がありますよね?(…え、全然ない?😂)
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