今回はアファメーションに関して書いていきたいと思います。アファメーションとは、簡単に言えば、自分の願望をひたすら毎日唱え続けるといった手法ですが、アファメーションをする事で理想の自分に近づける。つまり効果絶大というわけですが、果たして本当なのでしょうか?
アファメーションは効果絶大って本当!?
アファメーションは、自己啓発や自己成長に役立つとされる方法の1つ。アファメーションは、自分自身に対してポジティブなメッセージを繰り返し言い聞かせることで、自己肯定感や自信を高めることができます。
科学的研究により、アファメーションが実際に効果があることが示されています。例えば、1つの研究では、被験者に毎日自己肯定的なアファメーションを行うように指示し、8週間後に自己評価の向上とストレスレベルの低下が報告されました。また、別の研究では、アファメーションを使うことで、学校の成績が上昇したり、健康状態が改善されたりすることが報告されています。
アファメーションが効果的な理由は、脳の神経プラスティシティに関係しています。脳は常に変化しており、繰り返し行うことで脳の神経回路を変えることができます。アファメーションを繰り返すことで、ポジティブな自己イメージが脳に刷り込まれ、自己肯定感や自信を高めることができるのです。
ただし、アファメーションが効果的であるためには、以下のような条件が必要です。
・アファメーションは、具体的かつ現在形で述べることが大切です。
・アファメーションは、繰り返し行うことが重要です。
・アファメーションは、自分自身が信じられるものでなければなりません。
以上のように、アファメーションは効果的な方法の1つであり、脳の神経プラスティシティに基づいているため、繰り返し練習することで自己肯定感や自信を高めることが出来ます。
アファメーションの絶大なる効果を得るための言葉
ただし、一般的には、以下のようなポジティブなメッセージが叶いやすいとされています。
・私は健康である。
・私は幸せである。
・私は成功する。
・私は愛されている。
・私は自分自身を愛する。
・私は豊かである。
これらの言葉は、自己肯定感や自信を高めるだけでなく、ポジティブなエネルギーを引き寄せるとされています。ただし、自分自身が信じられる言葉を選ぶことが大切です。自分自身が違和感を感じるような言葉を唱えても効果が得られないため、自分自身が納得できるような言葉を選ぶことが大切です。
ですが、現状が良くないのに幸せだとか成功するとかという言葉を発するのは、思ってない事を口にするわけなので、言葉にするのも辛いでしょうし、逆にネガティブな気持ちになったりもします。
そうなってしまっては、アファメーションの効果はなかなか得る事が難しくなってしまいますので、言い方を変える事をオススメします。それは○○になりつつあるという言い方が良いでしょう。
アファメーションは、断定的な言葉(はっきりと分かりやすい言葉)と言葉を信じられるかということが重要です。だからこそ、なりつつあるは、今はそうでもないけれど、その方角に向かっているというイメージは出来ますよね。気持ち的にも楽に感じるはずです。
まあはじめからポジティブ思考の人なら断定的に言った方が良いとは思いますが、多くの人はアファメーションという言葉に辿りつく理由は、どちらかと言えば、現状が辛いとか不満があると言えます。
アファメーションは効果絶大でノーリスクというのが良い
アファメーションの良さは、何と言ってもただ理想の言葉を毎日口にすると言う単純な方法ということです。そして、お金も一切かかりません。
ですが、このノーリスクこそがもしかするとアファメーションの継続を妨げている可能性もあります。そんなタダで出来る事で効果何て果たしてあるのだろうかと考え、多くの人は中途で辞めてしまう。
ですが、どんな事でもそうですが、やはり継続していく事で初めて効果を実感できるわけです。アファメーションもまさに同じではないでしょうか。
アファメーション業界?と言って良いのか分かりませんが、有名な方で199さんという人がいますよね。願望を唱えまくって理想通りの世界を生きているという方です。
毎日相当な数の同じ言葉を唱えまくっていたのだと思いますが、それでも唱え続ければ実現するという事を体系的に見せてくれた方だと思います。
ですので、極端な事を言えば、毎日何万回レベルで願望を唱え続けていたら、やっぱり叶う可能性は高いのではないでしょうか。もちろん、叶えたい願望のレベルにもよると思いますが、それでもやらないよりは、やってみる方が何だか面白そうですよね。
別に何万回とかでなくても、10回でも20回でもいいと思います。ただ継続していくという事ですね。
追記(プラスシティについて)
プラスティシティ(plasticity)とは、脳や神経系の組織が変化し、適応していく能力のことを指します。脳や神経系は、外部からの刺激や環境の変化に応じて、新しい神経回路を形成したり、既存の神経回路を変化させたりすることができます。
プラスティシティには、以下の2つの種類があります。
- 構造的プラスティシティ:脳や神経系の組織の形態や構造が変化することを指します。例えば、新しい神経細胞が生成されたり、神経回路の密度が変化したりすることが挙げられます。
- 機能的プラスティシティ:脳や神経系の機能が変化することを指します。例えば、特定の課題に対する処理の速度や正確性が向上したり、新しいスキルや知識を習得したりすることが挙げられます。
プラスティシティは、脳や神経系の発達、学習、回復などに重要な役割を果たしています。例えば、子どもの脳は、成長や発達に伴い、プラスティシティが高い状態にあります。また、脳の損傷や障害があっても、プラスティシティによって回復することができる場合があります。
最近では、プラスティシティを活用したトレーニングや治療法が開発されており、脳や神経系の機能の向上や回復に役立つ可能性があるとされています。
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