なんで行くの?意味分からんという声がいつも出る事例の一つに、台風や大雨の日、わざわざ川を見に行く人がいますよね。ニュースになるのですから、当然ですが見に行って行方が分からなくなったり、流されて救助されたりという事になるわけですよね。つまりやらなくて良い事をして救助隊や家族、その他大勢の人達に迷惑をかけているという事も言えます。
台風や大雨、洪水警報時に川を見に行く人意味分からん
人間はどうあがいても自然の脅威の前では、どうする事も出来ないのです。震災などを見れば一目瞭然で、とにかくその場から逃げるか、出来るだけ安全な所に避難するしか手立てはないのです。
おそらく一度でもそんな恐怖を感じるほどの自然の脅威を味わった人ならば、台風や大雨、洪水警報時などにわざわざ川を見に行くなんて行動はしないはずです。
なぜなら、見に行ったところで自分が何かできるものでもありませんし、それこそ川に流されてしまったら、命に関わる事にもなりかねないからです。
ですが、毎年必ず何人かの人は台風の日に川を見に行ってしまうわけです。
もちろん、大半の人が何事もなく無事帰ってくるのですが、その中の数パーセントの人が水難事故に遭遇してしまい、救助隊のお世話になるかその前に命を落としてしまう結果となります。
では、なぜそんな危険をおかしてまで台風の日に川を見に行ってしまうのでしょう?
台風や大雨、洪水警報時に川を見に行く人の心理
まずは単純に気になるという心理。頭では危険と分かっていても、気になるので見てみたいという欲求が勝ってしまうのかもしれません。
ある意味肝試しのような感覚の人もいるのかもしれませんね。
次はあまりリアル感がない。映画のような感覚で見に行ってしまう。これは震災の時に映像をみたニュースキャスターがとてもリアルだとは思えなかったのか、思わず自分がどっきり映像でも見せられてしまっているかのようなリアクションを取っていましたよね。
確かに人や車や建物がまるで映画のワンシーンのように流されている映像を見たら、とても現実だとは思えないと感じても不思議ではないでしょう。
いわゆる脳がバグってしまう感じなのだと思います。
最後は自分は大丈夫という謎の自信。
これは危ない目にあったことが少ない人に良く起こりえる錯覚的な心理だと思います。自分は今までそんな目に会った事はないし、これからも会う事はないだろうと謎な自信を持っていたりします。
ハイリスクノーリターン!台風の日に川を見に行く人
正直メリットが一つもない行動です。ハイリスクノーリターンです。
万が一流されてしまった場合、救助されても恥ずかしいですし、仮に最悪な結果になったとしても、誰も同情してくれません。むしろ家族も可哀想としか言えませんよね。
本来やらなくて良い行動をして、救助されて迷惑をかけて家族にも心配をかけてと一つもプラスになる案件はありません。
アニメや映画に登場するスーパーヒーローなら川の流れを弱めたり、洪水を食い止めたり出来るのかもしれませんが、ただの一般人である私たちは到底そんな事は出来ないのです。
台風が過ぎ去って平穏な状況になるまでは、黙って安全な場所にいましょう。それ以外ないのです。
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