別れた後や離婚後の俺も悪い私も悪かったという言葉の心理について

芸能人カップルが別れた後や芸能人夫婦が離婚した後に、よく出てくる言葉。俺にも悪い所があった。私にも原因があったかもしれない。私も悪かったと思う。芸能人だけでなく、一般の人でも別れた後によく耳にする言葉ではないでしょうか。今回は俺も私も悪かったと口にする言葉の心理について書いていきたいと思います。

別れた後や離婚後の私も悪かったという言葉の心理

恋人や夫婦がケンカした後、どちらかが私が悪かったとか俺が悪かったと謝った時に、いや私も俺も悪かったという言葉を返す時は、イイ意味で歩み寄りがあると思います。

ですが、別れた後や離婚後に俺にも悪い所があったとか、私も悪かったと思うという言葉には、実は隠れた心理があると言えます。

もちろん、素直に出てきた言葉と受け取って良い場合もあるかもしれません。しかし、それは飽くまでも当人同士の話し合いの中でならば、十分考えられる話です。

ですが、俺も私も悪かったと言う言葉を第三者に向かって話すときは、大半別の意味があるはずです。

また別れた後や離婚後にある意味では反省の言葉を述べる人の多くは、別れる前や離婚前に相手に対してかなり厳しい言葉きつい言葉を浴びせていた可能性は高いと言えます。

つまり簡単に言えば、相手を強く批判し続けていた状態で、批判を第三者にも漏らしていた可能性は十分にあります。

別れた後、離婚後に無関係となった事で自己防衛に走る

その結果、ようやく別れるという選択が完全なものとなり、肩の荷が下ります。この段階になってしまえば、相手に未練でもない限りはもう批判することも少ないでしょう。

そうなると、今度は段々人間というものは冷静さを取り戻します。

そんな時に第三者から別れた事への同情の言葉などを投げられた時に、俺も私も悪い所があったかもしれないという言葉が出てきます。

なぜなら、今までは主観的な自分の中にいたのですが、冷静になった事で客観視が出来るようになります。そこでいつまでも、別れた相手の事を批判している自分がいたら、周りからどう思われるかという事が気になるからです。

(あの人って別れた後も相手の批判ばっかりしてて、ひょっとして原因や問題はあの人にあったかもね。)と言ったように思われたくないのです。

そこで、敢えて本当の心では自分は悪くないと思いながらも、言葉では俺も私も悪い所があったという事で人間性の良さを形作ろうとします。

誰でも人からは、なるべく悪くは思われたくないですからね。

新しく出来た恋人や結婚相手には私も悪いと強調する

特に分かりやすいのは、新しく出来た恋人や結婚相手に対しては、自分を良く見せるためにも、一方的な批判はあまりしないと言えます。

客観的に考えればわかると思いますが、前の彼氏が彼女がこんな人で本当に酷くてなどという批判ばかりの話を聞いていたら、きっと幻滅するはずです。

良くここまで人を蹴落とす話が出来ると思われ、もしかして自分も同じように思われてるのではとさえ考えられてしまうおそれもあります。

だから仮に少しくらいの批判をしたとしても、お互いが悪かったとか合わなかったという言葉で濁すはずです。

ただいずれにしても、俺も私も悪かったという言葉を聞いた時は、少し注意が必要かもしれません。本心から思っているかどうかは、相手の表情や行動で分かります。

最近の芸能人で言えば、小室哲哉さんがKEIKOさんと離婚後に出演したラジオ番組で自分も悪かったというような発言をしていました。

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