伊勢谷友介さん、芦名星さん、三浦春馬さんの共通点は、やはり個々の中で完璧である自分を求めすぎたという所ではないでしょうか。もちろん、ストイックであることが一概に悪いとは言いませんが、一度精神のコントロールが効かなくなると立ち直れなくなる危険性があります。3人から学ぶべきところが見えてきました。
伊勢谷さん芦名さん三浦さんは完璧を求めすぎた!?
伊勢谷友介容疑者出演の映画『いのちの停車場』カットせず公開、「作品を守る」と東映社長https://t.co/PjRrQ5NNra
東映の手塚社長は「作品と個人とは別のものである、という東映の見解のもと、作品を守るという判断をさせていただきました」と語った。
— ニコニコニュース (@nico_nico_news) September 11, 2020
人間は誰しもが間違える生き物で完璧な人はいない。それは、おそらく伊勢谷友介さんも芦名星さんも三浦春馬さんも分かっていたと思います。
人は完璧ではない。
ですが、そうと分かっていても、ストイックな3人は、自分の出来る限りの完璧を求めすぎたのではないでしょうか。
僕は、私は、こうでいたいという思いから、いつしかこうでなければならないに変わって行った可能性は高いと思います。
常に上を上と目指して、芸能界で役者として磨きをかけ続けてきた3人だからこそ、演技力にも定評があったのだと思います。
そうでなければ、これほど多くの映画やドラマに出演など出来ていないでしょう。
だからこそ、常に葛藤はあったと思いますが、それでもこれまで3人とも普通の人が突破出来ない所を完璧に突破してきたのだと思います。
それが当たり前であるかのように。
凡人ならば、このくらい頑張ったんだし、まあダメでもその時は仕方ないって諦めよう。しかし、伊勢谷さんも芦名さんも三浦さんも、おそらくその点は違ったはずです。
諦めると言う選択肢をそう簡単には選ばない。そうして多くのものを掴んできたのだと思います。完璧である事に誇りも持っていたのではないでしょうか。
完璧すぎると自分も相手も疲れる。心の休息がない。
芦名星さん死去 所属事務所がコメント発表
— モデルプレス (@modelpress) September 14, 2020
完璧すぎると完璧を押し付けなくても、近くにいるだけで疲れるという事があります。何でもできるし、性格も良いのに一緒にいると疲れる。
つまり、精神の安らぎがないわけです。
伊勢谷さんはだからこそ、リラックスを求めて依存していたのでしょう。本当はそこまで強くないのだけど、強さを誇示するために頼らざるを得なかったのかもしれません。
ただ伊勢谷さんは、良いか悪いかは別にして、しっかり心の逃げ道を作っていたわけです。
ですが、芦名さんと三浦さんは逃げ道を作らなかった。苦しさがやってきても、これまでも苦しさはあったし乗り越えて当たり前という気持ちでいたはずです。
ですが、苦しさを乗り越えるだけの心の状態になっていなかった。心が完全にクタクタになっていたのに、そこに完璧と言う名の重りをこれでもか、これでもかと載せてしまった。
そして、耐え切れなくなったのだと思います。考えるのを辞めて、もういいやしばらく適当に生きようとは出来なかったのです。
伊勢谷さん芦名さん三浦さんから学ぶべき事。
彼の体を見た医療関係者は「彼は傷だらけだった、また、肋骨も折れていた。これは一人で出来る傷ではないな、ととっさに感じた」 https://t.co/cXyrGSagpy
— Bjorn ビヨン (@Bjorn11089560) September 16, 2020
3人から学ぶべき事、まずは伊勢谷さんですが、逃げ道を作るのは大事ですが、それは健全な事でなければ意味がない。
ストレスを増やしたり、何かにおびえる必要のあるものであってはいけない。そして、芦名さん、三浦さんから学ぶべき事。
それは、完璧を求めても、ダメだった時は笑って諦める事も必要。心が強い時は、勢いがある時はどんどん前に進むべきですが、心が明らかに弱っている時は、無理をしない。
まとめ
完璧を求めすぎると他人と距離間が出来る。
完璧を求めすぎると心の休息が出来なくなる。
時には逃げ道を、時には諦めも肝心。
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