結局断食こそが最強の健康法だった。心と身体のリセットボタン!

断食という二文字が重すぎて、修行僧にはなりたくないと逃げていました。ところが、最近の本は、どれも空腹でいる事が一番とか、断食こそが健康になれる近道といったドーパミンがドバドバ放出されそうなタイトルでついに実践してみる決断に至りました。

結局断食こそが最強!心と身体のリセットボタン

健康オタクとかマニアではないですが、元々虚弱体質でアレルギーにも敏感な私は、体調を崩すたび、何かいい健康法はないだろうかと考え色々なものをやってきました。そして、その中のどれもが、一時期には効果があったように感じたものの、長い期間やってみるとあまり大きな改善は感じられませんでした。そこで半ば諦め気味に一番やりたくなかった断食を実践してみました。

なぜ断食をやりたくなかったかですが、まず長い時間物を食べないでいると、腹ペコで身体が動かなくなるじゃないですか。ドラゴンボールの孫悟空だってオラ腹減ってもう動けねえとかいう場面ありますよね?他にもそういったアニメのキャラは沢山います。

そして、何と言っても、食べれないというのが辛い。健康診断とかで前の日の夜から何も食べれないまま、朝を迎え健診の終わる時間までは、ずっと空腹状態。

あれですら、結構辛いのに断食なんてとてもとても私には耐えられないと思っていました。

しかし、何かを食べる系のダイエットにしても、健康法にしても、長く続くには続くのですが、体質が大幅に改善するといった効果は薄かったように思います。

それでも、断食だけはと思っていたのですが、なぜか最近の健康関連の本は、断食には数多くのメリットがあるといった事が書かれているものが沢山あり、もはや頭から離れないといった状況でした。

そして、ついに重い腰を上げ断食をしてみる事にしたわけです。

その結果はっきりと分かった事が一つ。それは、断食こそ最強の健康法だったという事です。食を断つことで、身体の臓器が休まり、そこから本当の自然治癒のような状態が始まるわけです。つまり、心と身体のリセットボタンを押すようなイメージになるわけです。

断食のメリットがデカすぎて最強と言わざるを得ない

昔とあるTV番組でロシアの断食施設(病院)の話をやっていたのを見ました。そこでは、軍人さんをはじめ色々な患者さんが登場しましたが、どの方も精神に何らかの疾患を抱えている人ばかりでした。

他の病院では治らないとか医者に匙(さじ)を投げられた人がなぜかその施設で断食を行うと見る見るうちに心が回復し、やがて退院していくのです。

つまり、断食を正しい方法で長期に行えば、心の問題に関しても大きな改善を得る可能性があるというわけです。正直医学では完全に立証されたものではないのかもしれませんが、実際に治ったり、改善した人がいる以上効果がある可能性は高いと言えます。

また重い病気に関しても、もう命の時間の保証はないと言われた患者さんが、どうせダメならとやってみた断食でびっくりするほどの回復を見せたという例もかなりあるようです。

そう考えると、断食による自然治癒の力は凄まじいのかもしれません。

私はそこまでの長い期間の断食は出来ませんでしたが、プチ断食と呼ばれる一日16時間の空腹時間をつくる断食を毎日行い、半年続けたところ体質が大幅に改善しました。

断食が最強の理由は遺伝子にあった!

なぜこんなに断食が心にも身体にも良いかには、一つの大きな理由がありました。それは私たちの中に組み込まれている遺伝子に関係があるようです。

元々人間は、常に飢餓との戦いの中で生きてきた生物だったわけです。まあ縄文人とかは、狩猟で生活をしていたわけですから、狩りが上手くいかなければ、ずっと空腹状態だったはずです。

その後の歴史を見ていっても、満腹になるまで食べ物が食べれた時代というのもあまりないですよね。もちろん、一部の特権階級のような人であれば、食べたいものをたらふく食べていたかもしれませんが、全体で見れば空腹が当たり前だったわけです。

ところが現代は、一日三食が当たり前で常にお腹は満たされた状態であり、これまでの歴史上でそういう時代はなかったという事になります。

つまり、遺伝子的には、常にお腹が満たされた状態の設計には、なっていないという事です。それなのに、現代人は休みなくバクバク物を食べているので、身体に悪影響を及ぼしていると言えます。

まあ私も全く知らなかったんですけどねw

だからこそ、臓器を休ませて自然治癒の時間帯を作るためにも、一定時間の断食は大事だと言えます。

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