白亜紀の細菌が増殖?恐竜もビックリ!
画像引用元https://www.asahi.com
驚くべきニュースが飛び込んできました!
このたび、深い海底下の約1億年前。
恐竜も生息していた頃の白亜紀に積もった地層で見つかった
生きた細菌に、今も増殖する能力があったとの事です。
白亜紀と言えば、映画ジュラシックパークなどで有名な
ティラノサウルスやステゴサウルス、トリケラトプス、
プテラノドンなどの恐竜が生きていた時代です。
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そんな恐竜たちと同時代を生きていた細菌が2020年という
現代においても、増殖する力を持っていると言うのですから
まさに衝撃です。
今回、海洋研究開発機構などの研究チームが科学誌ネイチャー・
コミュニケーションズにその研究結果を発表しました。
細菌が発見された海底の堆積(たいせき)物は、今から10年前の
2010年に、南太平洋の水深3740~5695メートルというかなり深い
場所で海底下75メートルほどまでの間で採取されたそうです。
その地層部分から430万年前、1300万年前、9540万年前、1億150万年前と
それぞれ別の時代の試料を取り出し、餌となる物質に
酸素を加えて培養を試みたところ。。。。
ナント、培養を始めて21日目には餌の取り込みが始まり、
そこからさらに増殖も確認できたそうです。
研究員は、興奮のあまりイスから転げ落ちたとか落ちなかったとか、
しかし、歓喜の拍手に包まれたのではないかと推測出来ます。
採取した堆積物に存在していた微生物は平均で77%が生きており、その中でも
特に1億150万年前の白亜紀の堆積物から取り出した微生物は99%以上が
生きていると判断できた。
白亜紀の微生物恐るべしです!!
DNA解析で、微生物の大半が空気を好む細菌であることも分かった。
(もっと、もっと空気をくれー)
採取した海底堆積物の粒子のすきまは微生物より小さいため、研究員の諸野さんは
「堆積物の中を移動してきたとは考えにくい。今回の結果は微生物が貧栄養、低酸素の状態で1億年もの間、増殖能力を残したまま生き延びてきたことを示している」と話した。
冬眠というよりも、冷凍保存に近いような状態だったんですかね?
海底下での生存を可能にしたしくみの解明は、今後の課題だという。
白亜紀の細菌が増殖のニュースに対する反応。
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このニュースに対しては、さまざまな反応があった模様です。
1、まさに生命の神秘だ。ワンダフル!
2、どういった状態で生存しているのかわかりませんが、一億年も活動せずに
生きていられるなら、真空状態や超極低温でも生き残る菌がありそう。
ますます生命の不思議が深まるばかりだなぁ。面白いなぁ。
3、かつてある番組で似たような実験があり、1億年以上昔の塩の中に
閉じ込められた僅かな水泡にかつての微生物がそのままの姿で保存されており、
栄養を与えてみたところ活発に分裂を始め何億年ぶりに生き返ったそうです。
こうした極限状態でも生存しようとするのば生物の本質であり、
何としても生き延びて最悪な状況に追いやられた場合、
生存に有利な条件が整うのを待って身を潜めたりする。
と言ったような、肯定的な意見がある一方。
1、1億年前の白亜紀からですか、すごい生命力ですね。
ですが、永久凍土が溶けることによって、他の病原微生物が地上に
再び現れるリスクが指摘されているけど、深海の細菌にはそんな心配は無いのかな。
2、触ったらいけない、パンドラの箱があるかも知れない。
今回のも、研究施設発症説もあるので。
と昨今のコロナの影響もあってか、不安を唱える意見もありました。
ただ、やはり新しい発見と開発はどんどん進めていった方が
不安よりも、不安の対策にもなり得る可能性がありますからね。
本当に素晴らしい発見。素晴らしいニュースです。
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