危険と分かってもやってしまう行為。危険と知らずしてしまう行動。

誰もが第三者として、見たり聞いたりすると危険だと思うのに、いざ自分自身になるとやってしまう行為ってありますよね。ニュースなどでも、何度もそういった話を聞いた事があるはずです。また危険であるはずなのに、なぜか自分は大丈夫と思いしてしまう行動もあります。今回はそういった事について書いて行きたいと思います。

危険と分かってもやってしまう行為。

危険と分かってもやってしまう行為について、ここ最近もですが、近年は台風や地震などによる自然災害が多く、被害の規模も大きな災害が増えてきています。

そんな中でも、昔から良く起こったニュースが、台風で増水した川や海を見に行ってしまう行為。その結果、もらわなくても良かった災害に見舞われる人がかなりいます。

なぜニュースでも、危険ですので、海や川のそばには近づかないようにと促しているのに行ってしまうのでしょう?行ってみたからと言って、海も川の増水を止める事も例えば堤防が決壊したとしても、行った人が何かを出来るわけではありません。

また台風が今来ている最中に、良くニュースで流れるのが、屋根の上に登り、屋根の補修中に足を滑らせて落下してケガをしたなどの話です。

なぜわざわざ今台風が目の前に来ていて、風も雨も強い中で屋根に上る必要があるのかが理解出来ません。確かに風で屋根の一部が飛ばされたりすれば、家の中に雨水が入ってくるという事もあるでしょう。

ですが、台風は二日も三日も同じ場所にいるわけではありません。過ぎ去れば、穏やかな天気が戻ってくるわけです。危険を冒してまでやるリスクは一体何でしょう?

例えば、これが大雪であれば、屋根の雪を落とさないと重みで潰れてしまうなどの問題があるので、危険ですが仕方ない面もあります。ただ屋根から落ちたとしても、雪が積もっていればある程度クッションになる可能性もあります。

危険と分かってもやってしまう行為と危険と分かってもやらなければ、もっと危険になる可能性が高いのでやる行為とでは、全く話は変わります。

そして、こういった二次災害的な事にも、救助の手が必要になります。遊泳禁止の場所で泳いで岸に戻ってこれなくなったりして、救助ヘリなどが出動したりする光景を目にした事もありますよね。

危険と分かってもやってしまう行為の多くは、客観的に自分を見れなくなることが一番の原因です。ですから、もっとも大事なことは、危険かなと少しでも思うことがある時は、一度主観的ではなく、客観的に自分を見つめる事ですね。

あとは、人の意見を聞くことも重要です。どうしても人は、なぜか自分だけは大丈夫という気持ちになりやすいですからね。

危険と知らずにしてしまう行動。

そして、一番困るのが危険と知らずにしてしまう行動です。このパターンは、本当に危険です。脳の中にまだ危機察知能力がない段階。

ですので、実際に危険な目に合ってから、初めて気づきます。なので気づいて、次に活かせればよいですが、活かせないままとなってしまうケースも多くあります。

それは良く海外旅行などの例が多いです。日本という国も、毎日ニュースで色々な事件がありますが、それでも他国と比べれば、かなり安全な国と言えるでしょう。

深夜に女性が一人で暗い夜道を歩いていたとしても、事件になるようなことは、ほぼない訳です。確率的に1%もない。そのくらい平和な国とも言えます。

そんな恵まれた生活環境の中にいますので、そういった日常が当たり前となっています。しかしが海外は違います。もちろん、比較的安全な国もありますが、それでも日本より安全といえる国はないと言っても過言ではありません。

そして、国単位で言えば、本当に危険なので、地元の人さえ立ち寄らないという地域も数多く存在します。

しかし、日本人はそういった場所でもお構いなしに足を踏み入れたりしてしまいます。そこで事件にあい、ようやく危険であることを認識する人も結構いるようです。

TVで見て行ってみたいと思うのは良いですが、TV局でも危険な地域に行く場合は、前もって取材をしていたり、現地のコーディネーターと念密な打ち合わせをしたりとかなりしっかりした準備をして行っているはずです。

山登りにしたって同じです。簡単なハイキング程度に思って山登りするのと、しっかり登る山について調べ、登山に必要なものや登山訓練などを積んで登るのでは危険度の差は歴然です。

危険という言葉を再認識して出来るだけリスクを回避できる行動をとっていくことが大切です。

まとめ

自分が今からする行為、行動を第三者の目線で危険かどうか考える。

危険な行為だとしても、やらなければいけない場合は、出来るだけリスクを最小限に留められるような準備をする。

危険について、危機管理を常に心に持っておく事が大事。

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