生乳の読み方で女子社員が恥ずかしさのあまり耳まで真っ赤になった話

ある日、職場で昼休憩をしていると、女子社員のA子さんが数人の同僚を相手に何やら熱く語っていた。その内容は生乳が好きかどうかという話。なぜか皆は、にやけ顔で好きではないと否定する中、ついには私にまで好きかどうかを尋ねに来たA子さんの運命やいかに。。

生乳の読み方で女子が耳まで真っ赤になった話

とある平日の正午、いつものように職場で昼休憩をしていた私。

同僚たちもゆったりとご飯を食べながら、談笑したりTVを見たりと思い思いしばしのくつろぎの時間を楽しんでいた。

そんな中、どういう流れで生乳の話になったのかは分かりませんが、女子社員のA子さんが生乳について熱く語り出した。

この時A子さんの周りにいたのは、数名の女子社員でした。

私や他の男性社員も近くにいたのですが、正直生乳なんてどうでもいいというか、あまり興味のない話だったのでスルーするはずが、どういうわけか皆A子さんが生乳という言葉を発するたびに耳がピクッと反応してしまう。

私もその中の一人でした。

A子さんが生乳の素晴らしさを力説すればするほど、聞いていた同僚たち特に女子はニヤニヤしている。

どうやら、周囲の女子社員たちも生乳にはあまり興味がなさそうだけど、A子さんの生乳の読み方が面白かったのか、執拗にA子さんに生乳の言葉を連呼させるような質問を投げかけていた。もちろん、自分たちは生乳の言葉をいわずに。

A子さんは、結構真面目なタイプの女性で仕事も出来る方、そんなA子さんだからこそ、同僚たちは余計楽しくなってしまったのでしょう。

まあとは言っても、別に読み方としては間違ってはいないわけですけどね。

生乳の読み方で女子社員が恥ずかしさ全開

そんなこんなで力説すること、数分。普段女子から聞く事のないワードを聞きまくった男性社員もなぜかソワソワ。

しかし、クライマックスは突然やってきた。

A子さんがナント皆に生乳は好きかどうか聞き始めたのです。どうしてそうなった?

周囲の女子社員の一人が、ニヤニヤしながら好きではないの回答をすると、それにつられて他の女子たちも好きではないと言う。

A子さんは、何で何で?みたいな表情でいたのですが、誰かに生乳が好きと言う同意を求めたいオーラを感じる。すると、ちょっと悪い顔をした一人の女子社員が男性社員にも聞いてみてとA子さんをあおる。

すると、A子さんは待っていたとばかりに、今度は近くにいた男性社員にも聞き始めた。質問の仕方は当然生乳って好きですか?

うわーっと私は手で顔を覆(おお)う。この光景を何も知らない人がみたら、もうA子さんは完全にヤバい人である。

誰か辞めさせてあげてと思っていると、ついに私にまで質問がやってきてしまった。

ところがA子さんから出てきた質問の言葉は、これまでと違っていた。あの私さんは生乳好きですよね?いつも昼に生乳100%のヨーグルト食べてますよね?と完全に好きだという前提でやってきた。

目は同意一色で埋め尽くされていて、光り輝いている。

こんな状況でとても好きじゃないなんて言えない。言葉を濁すことも出来ず、私は生乳好きですよと言ってしまった。

生乳の読み方で恥ずかしい女性にされた結果

すると、間髪入れず、女子社員たちがえーっと一斉に声を上げる。私さん生乳好きってこんなところで言っちゃって大丈夫ですか?

私たちは、せいにゅうとか、なまにゅうは好きだけど、まさか私さんは生乳が好きなんてとニヤニヤしながら言う。

うわーそう来たか~と思い、チラッとA子さんを見ると、A子さんは慌てながら、生乳の読み方を訂正しながらも、間違ってない旨の事を説明しだす。

ところが言えば言うほど、ドツボにハマってしまった感が強く、最終的に女子社員たちが、笑いながら冗談冗談だから、ゴメンね。ちょっとからかってみたくなっただけだから。

そんな事を言われてしまったからなのか、A子さんは一気に恥ずかしさが全開になり、顔から耳まで真っ赤になってしまった。

もちろん、後で女子社員たちはA子さんをケアしていたようですが、真面目なA子さんは後で私のところへ謝りに来たのでした。大丈夫誰も悪くないとフォロー。

ところで皆さんは生乳をどう読みますか?

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