なぜ日本人はネガティブな人が多いのか?ネガティブに陥る理由とは?

私を含め日本人はポジティブよりもネガティブな人の方が圧倒的に多い。これは紛れもない事実でしょう。もちろん他の国においても、ネガティブな人は多数いると思いますが、人口的な割合で見れば、日本人は相当ネガティブの割合が多いはずです。では、一体なぜこんなにもネガティブな人が多いのか?今回はそういったテーマで書いていきたいと思います。

なぜ日本人はネガティブな人が多いのか?

あなたは、ポジティブですか?それともネガティブ?そう聞かれると日本人の大半は、即答でネガティブと答えるでしょう。

しばらく考えて答えを出す人も、きっとどちらかと言えば、ネガティブかもしれないという少し曖昧(あいまい)な答えながらも、ネガティブという答えに行きつくはずです。

しかし、中には松岡修造さんや明石家さんまさんのように、ポジティブで溢れかえっているような人もいることでしょう。

ですが、多くの人は間違いなく前者なのです。

もちろん、人生には好不調の波がありますから、今は毎日が楽しくてもうポジティブ要素しかない人生を送っているという場合もあるでしょう。例えば、恋人が出来たとか結婚したとか、大金が手に入った。あとは仕事で成功したとか、優秀な学校に合格したとか、色々と嬉しい時間もあると思います。

ただそういった嬉しい時間というのは、ずっと続くものではないですし、人はいずれ環境に慣れてきます。

そうなった時でもポジティブでいられる人は、おそらくどんな時でも大体はポジティブな人なのでしょう。

でも、そういった人は稀で、大抵の人はポジティブな時間が減っていけば、ネガティブ要素の多い時間を過ごすことになります。

一体なぜ人はネガティブに気持ちが動いてしまうのでしょう?それには、はっきりとした理由がありました。

多くの日本人がネガティブに陥る理由とは?

それは、ズバリ遺伝子にありました!

ですから、なんで私はいつもネガティブなんだろうとか、こんなに不安な気持ちにばかりなるのだろう?と悩む必要はないのです。

なぜなら、そういった思考は遺伝子に組み込まれているものであって、あなたが原因、あなたが悪いというわけではないのですから。

きっとコレを聞いて安心した方もいるのではないでしょうか。植物も動物も誕生して、当たり前のようにしている行動も、実は全て遺伝子に組み込まれているからこそ、いとも簡単に出来ているのです。

それは人間も例外ではありません。その中で人間のネガティブな遺伝子は、危険から身を守るために受け継がれてきたものなのです。

そのため、人はポジティブな出来事よりも、ネガティブな出来事にアンテナが集中しやすい傾向があり、ニュースでも嬉しい話より事故や事件に目が向きやすくなります。

また日本人には、特有の恐怖遺伝子なるものが存在しており、それが日本人の実に9割以上の人が持っていて、この遺伝子が余計にネガティブになりやすい影響を及ぼしていると言っても過言ではありません。

日本人がネガティブだからこそ出来た世界!

しかし、そんなネガティブ要素の強い日本人ですが、ネガティブだからこそ、今日の安心安全な世界が存在していると言えます。

人よりも心配性だからこそ、徹底的に安全なモノづくりをしてきたという側面があります。危険という言葉を人一倍恐れているからこそ、そこには妥協点がなく、常に安全で安心なモノを提供する。

ネガティブには、ある意味でプラス要素も沢山あるわけです。

ですが、やはり人生を楽しく生きるなら、出来るだけポジティブでいたいですよね?

ネガティブからポジティブへと移行する方法。

ネガティブを求める遺伝子が私たちの中にいるという事が分かったわけですから、そのことを認めながらも、脱却していく必要があります。

そのために必要なことは、毎日の訓練です。

もし、ネガティブな感情がやってきたときは、あーコレ遺伝子がネガティブに思わせて来てるんだと、飽くまでも自分じゃないような気持ちで受け入れる事が大切になります。

そうやってネガティブがやってくるたびに分かった分かった。そう心に言い聞かせ、まるで友達か家族の気持ちを聞いているようなつもりでいると、ネガティブでいる時間が減っていきます。

またネガティブ遺伝子は、当然ネガティブなニュースや記事も好きですから、あなたに読ませようとしてきます。ですが、極力その誘惑に乗らないようにして読まないようにしていきましょう。

そして、ポジティブになりやすい一番の近道は、感謝の言葉を言う事です。とりあえず思ってなくてもいいので、ありがとうを何度も言い続けているとポジティブな方向に行きやすいです。

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