数年前、銀歯の中が虫歯になり、しばらく放置してたら脳天に突き刺さるほどの痛みになり、慌てて歯医者に電話。日曜日という事もあり、行きつけの歯医者ではない歯医者に行った所、危うく車を廃車にされそうになりました。事の真相をこれから書いていきます。
歯医者に行ったら廃車にされそうになった話。
あれは3年前あなた駅に残し~ちあきなおみの喝采知ってますか?いきなり脱線すみません。数年前の話なのですが、歯の痛みに耐える日々がしばらく続き、歯医者嫌いの私は、痛み止めなどを飲んで我慢をしていました。
まあ当然そんな感じなので、状態は一向に良くなるわけがなく、ある日痛みの強さが限界点に達しました。脳天にズキュンと響くほどの身震いするほどの痛みとなり、寒気までする始末。
流石に命の危険を感じた私は、日曜日であったにも関わらず、片っ端から開いている歯医者へ電話し始めました。
すると、電話をすること3件目。痛みを訴えた所、どうぞすぐにいらしてくださいという暖かい言葉をいただき、急いで目的地の歯医者へと車を走らせた。
痛い痛いを連呼し続けながら目的地に到着したのですが、そこは車の解体工場。なんだ廃車と歯医者間違ったか?カーナビに文句をつけようとしましたが、場所はどうやら合っている。
しょうがなく歯医者に電話を入れると、あー初めてでしたよねと言われ、そこの工場は兄がやっていて、まあ今日は休みなんでそこに停めててもいいのでどうぞ歩いてきてくださいと工場の真裏に行くと目的地の歯医者があった。
ようやくこの痛みから解放されるという安堵感が沸きあがる。
だが、絶対に治療は痛いだろう。しかし、少しの辛抱だ。これを乗り切れば、私は救われる。そう考え、すべてを歯医者の先生にゆだねることにした。
レントゲンをとり、原因の銀歯を外すと先生があーあーかなり深くいっちゃってるね~と顔色一つ変えず言い放つ。
そして、少し叩きますよと器具でコツコツしてくる。ぐあー痛すぎる。うーうーとしか言えない私。先生は、分かりました、痛いですよね。
それではと、麻酔の注射を取り出しこちらを見る。ぎゃああたて続けに3本打たれ、ピクピクと口回りが痙攣(けいれん)。やっぱり歯医者は怖い。
その後、虫歯を削りに削って、処置してもらい診療は終了。脳天に突き刺さる痛みから解放された。
歯医者の痛みから解放も廃車へのカウントダウン。
先生からは、もっと早く来ればここまで酷くはならなかったのにと少しお説教を受け反省。しかし、救われたことは確かでお礼を言い、支払いを済ませ歯医者を後にした。
ホッと胸を撫(な)で下ろすも、まさかこの後とんでもない出来事に遭遇するとは、微塵(みじん)も思わなかった。
解体工場に停めてた車に戻ると、そこで異変に気付く。あれっ?車がない。確かここに停めたような、辺りをキョロキョロと見渡すとクレーン車が動いていて、その先には見覚えのある車があった。
わ、私の車。。一瞬何が起きているのか分からなかったのですが、脳のスイッチをすぐ切り替え、急いでクレーン車に向かって、やめてくれーと近年出したことのない大声で叫ぶ。
そう叫び続ける事5回。ようやくクレーン車を操縦していた人がこちらに気づく。そして、どうした?みたいな顔で何?と言うので、自分の車を指さし、これ私の車ですと言う。
すると、大声に気づいた他の人が事務所らしき場所から出てきた。一体どうしたんです?と言うので、夢中になって説明すると、事務所から出てきた人が笑いだし、あーそうですか。そうだったんですねと言い、クレーン車の人に車を下ろすよう指示。
車凹んでいたので、てっきり解体していい車だと思ってしまいました。と言う事務所から出てきた人は歯医者の弟さんでした。
いやー実は、1週間前に自損事故で凹ませちゃってまだ直してないんですと私が言うと、何かタイミングが悪かったみたいですねと歯医者弟。でも、間に合って良かったですw
危うく車プレスされてしまう所でした。
さらに廃車にするときは、ウチで是非と付け加えられ、何とも苦笑いしながら帰ってきました。これが歯医者に行ったら、廃車にされそうになった話です。
まとめ
1、歯が痛いと感じたら、早めに歯医者に行きましょう。
2、銀歯の中も虫歯になります。
3、歯医者の敷地内にある廃車工場には車を止めないようにする。
Related Posts