人間関係について、職場でもっともストレスになるパターンと改善法

人間関係は、職場に限らず、すべてにおいて重要。

この世界は、結局のところ、人と人とが混ざりあって

生きています。

もちろん、人を遠ざけて生きることが出来ない訳では

ないけれど、その先に光はありません。

なぜなら、私たち人間は、人と人とが結びついて

生まれてくるものだからです。

今この記事を読んでいるあなたも、例外には漏れず

親という架橋によってこの世に生を受けてきたのです。

回りくどい話はいいよ!早く本題に入ってくれ。

そういう気持ちも分かります。

ですが、冒頭の話は人間関係というものを考えていくに

ついては、かなり重要なことなのです。

そのことは、まず知っていて欲しいのです。

人間関係。職場でもっともストレスになるパターン。

職場でもっとも疲れてストレスになるのは

人間関係。人間関係が一番問題なのは、どの

パターンでもだいたい同じです。

友達関係、家族関係、恋人関係、夫婦関係、

そして、今から話す職場関係もです。

職場でもっともストレスになるパターンは、

意見の食い違いです。

これは、考えの違いや相性と言った問題でも

あるかもしれません。

とりあえず、考えの違い相性という点もすべて

意見の食い違いというワードに統一して

話していくことにします。

この意見の食い違いから、感情的な方向に

発展していくケースが多いと言えます。

お互いに冷静になって、譲る部分は譲って

という形をとるなり、別の方向でも敬意を

払えば問題は収まるのですが、それが出来れば

人間関係は苦労しません。

職場で人間関係が悪化する味方作り。

さて意見の食い違いから始まった人間関係。

どちらも自分は間違ってないと向こうが間違っていると

自分の正当性を主張します。

こうなるとラチがあきません。

それでも、まだこの両者だけで行き違いが

起きてる分には、早いうちならば解決も

出来なくもありません。

ところが、ここで第三者第四者が現れることで

雲行きがさらに悪くなっていきます。

それは、片方が第三者に正当性を認めてもらうため

仲間にしようとする行動と第三者自らが来て、あなたの

方が正しいと言い始めた場合です。

なぜそういう事が起こるかと言いますと、前者は

自分の正当性を優位にしたいという気持ち。

それとは、自分の中にある不安(ひょっとして間違っているかも

とか、相手に先に仲間を作られたら困る)を消したいという気持ち。

後者の第三者の行動は、相手に恩を売るもしくは、向こう側の人物に

対して何か思う所があり、味方に付くという心理が見えます。

簡単に関係性を分かってもらうために、例を書きます。

AさんとBさんが互いの意見の食い違いから、揉めています。

そこでAさんは、同僚のCさんに自分の意見が正当である事に

同調して(うなずいて)もらおうとしています。

こちらが一つ目のパターン。

そして、もう一つがAさんの所にCさんが来て、絶対Aさんの

意見が正しい。Bさんの意見が間違っていると思うと言いに

来ました。

これと同じことがBさん側でも起きていたとします。

職場で人間関係が悪化する嘘の塗り合わせ。

たった二人で始まったはずの意見の食い違いが

なぜか他の人まで巻き込んで話が飛躍していきます。

そして、起こり始めるのが嘘。

何のためにそんなことが起こるのか?と思うのですが

不思議と人は、自分を良く思わせる良く見せようとする

心理が働くと嘘をつくことがあります。

AさんとBさんの意見の食い違いに参戦した

CさんとDさん。

Aさんの味方はCさん。Bさんの味方はDさんとしましょう。

ある日の昼食時、BさんはAさんと出来るだけ顔を

会わせたくなかったので、Dさんにこう言いました。

Aと出来るだけ会わないようにしたいから、一緒に

外でご飯食べに行かない?(Dさん)いいですね。

行きましょう。

すると、その会話を聞いていたCさんが、Aさんの

所へ行き、こう言います。AさんさっきBがAさんの

顔なんて二度と見たくないって言ってましたよ。

それを聞いたAさんは、何ぃ~とさらにBさんとの

関係が悪化しました。

Bさんの会わないようにしたいからが、なぜかCさんに

よって顔なんて二度と見たくないに変わってしまったのです。

こういった第三者の誇大表現から関係が悪化するケースは

本当に多いです。Cさんが味方と思っているから、尚更

言葉をそのまま信じてしまう訳です。

さらに良くないパターンとしては、AさんともBさんとも

仲が良いというか中立的な立場のEさんという人がいた

場合です。

このEさんに、AさんもしくはBさんが、お互いの

事を愚痴ったりすると、Eさんがその言葉を横流しして

しまった場合、関係がますます悪化することがあります。

こういったパターンも、人間関係が悪化するケースと

しては多いと言えます。

職場で人間関係が悪化した場合の改善法。

まずは、人間関係が悪化する前に対処することが

大事ですが、悪化した場合でも改善する方法はあります。

人間関係が悪化した場合、第三者として自分に告げ口を

してくる人とは関わらないようにする。

相手は、良かれと思ってしているのかもしれませんが、それを

聞いていては、いつまで経っても関係が修復、改善する事

はありません。

人によっては、わざと揉めてるのを見て喜ぶ人もいます。

そういう人に関わらないようにすることも大事です。

その後は、相手側も信じれる又は認めている人に

お願いをして、第三者として立ってもらう。

そして、その人を介して関係を改善させたい旨を

伝えてもらうなり、お互いが話をする場を設けてもらう。

もし、そういう人がいない場合は、まずは自ら先に

非を認め、謝罪する。

自分が悪くないと思っていたとしても、関係を

改善したいのであれば、やるべきです。

それで精一杯誠意を尽くしても、相手が改善したくない

という事であれば、とりあえずはその場は黙って

引き下がるのが得策です。

しかし、その後は絶対に相手の愚痴や文句などは

口にせず、例え相手が何かを言ってきても、言い返したり

しないように努めましょう。

その期間が長ければ長い程、相手が一定の理解を

示す可能性は高くなります。

そうなれば、仲良くはならないまでも、必要以上に

絡んだりしてくることはなくなるでしょう。

人間関係から逃げると言う選択肢は、取らないことをオススメします。

そして、必要以上に恐れることはなくても

万が一意見の食い違いから、関係が悪化しそうな

場合は、一早く自分から改善に向けて話し合いをすることが

もっとも大事です。

人間関係さえ良好なら、どんなに仕事がきつくても

案外楽しく働けますからね。

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