恋するトマトか~と何となく見始めた映画でしたが、想像をはるかに越えた面白さがありました。主役の大地康雄さんがホント素晴らしい演技力で最高過ぎます。それで映画の舞台は茨木とフィリピンなのですが、ネット検索するとなぜか岩手県の陸前高田市が出てくるので、なぜと思って調べたら、あーそういう事なんですね。
映画恋するトマト!陸前高田はリアルトマト大地康雄イイ
恋するトマト美味しかったです(¬з¬) pic.twitter.com/eaRSK9qfx5
— のえるっち (@Anoelchanjan) July 14, 2018
密かに名作なのでは?そう思ってしまうほど、いい味が出ている映画で、主役の大地康雄さんが何といってもイイ!別に誰かと比較とかではないのですが、ホントの役者さんだなーと思うほど、演技に吸い込まれてしまうくらい素晴らしい。
見た目は、ただのオッサンにしか見えないのですが、ピンポイントでいい表情するわけですよこの御方は。
映画のストーリーにもピタリと重なり、いわゆるハマリ役と言っても過言ではありません。まあ大地さん本人が製作総指揮をしており、脚本も大地さんですから、当然と言えば当然なのかもしれません。自分の魅せ方を知っているのでしょうね。
タイトル恋するトマトの意味は、最初は何のことだか分からないのですが、途中でようやくなるほどと理解しました。
そして、ネット検索で恋するトマトと入れると、なぜか舞台設定とは関係のない岩手県の陸前高田市が出てきました。クリックしてみると、どうやら恋するトマトというネーミングでトマトが販売されているようです。
映画の後に作られたのか、その前からあったものなのかは不明です。普通のトマトと比べてかなり甘味のあるトマトのようです。1キロで1万円くらいするようなので、結構な高級品ですね。ちなみに映画恋するトマトは2006年公開の作品です。
映画恋するトマト!大地康雄の喜怒哀楽
「恋するトマト」
大地康雄主演のラブストーリー。農村における切実な結婚事情やフィリピンの売春問題を絡めながら、結婚したいけどできない中年農業男子の悲哀と農業への情熱を優しさ全開で描いた傑作。大地さんの演技力&顔面力!&本作にかけた彼の熱意に感嘆せざるを得ない。最高のラストシーン♪ pic.twitter.com/esKhHqnMBv— シネちゃぶ (@cinechub_loaf) June 17, 2020
ジェットコースターのような感情のふり幅が今作の魅力の一つでもあります。嫁不足が深刻な農家で大地康雄さん演じる正男。
そこにようやく一筋の光が現れるわけです。都会の生活に疲れ、田舎に憧れを抱きお見合いにやってきた富田靖子さん演じる景子。
とにかく正男のはしゃぎっぷりが凄まじい。藤岡弘さんとあき竹城さんが出てるのもウケたけど、もう結婚が決まったかのように喜びまくった結果。ゴメンナサイの手紙で意気消沈。
そんな落ち込む正男を見かねて藤岡弘さんが、フィリピン女性が沢山いるお店に連れていくわけですけど、そこでまたとんとん拍子に一人のフィリピン女性と意気投合して、結婚する運びになります。
しかし、今度はもっと悲惨でフィリピンまでわざわざ彼女の両親に会いに行き、お金まで渡した結果、トンズラされてほぼ文無し状態。
そして、フィリピンの街をフラフラと歩き続ける正男に手を差し伸べてくれたのが、まああまり良くない日本人男性なのですが、それでも正男は男性との出会いによって命拾いをしました。
恋するトマト!大地康雄クリスティに一目ぼれ!
アマプラ にあった『恋するトマト』面白かったー😆👍 pic.twitter.com/QJpFOmzHlF
— にゃんち (@boku_nyanchi) July 5, 2021
ひとめぼれを作っていたかどうかは分かりませんが、お金を稼ぐことだけで感情のあまりない毎日を送っていた正男。そんな彼の前に現れた女性がレストランのウェイトレスをしていたクリスティ。
ここから一気に熱い展開が待ち受けているのですが、是非映画を観てもらいたいですね。まさかこのような流れになっていくとは、最高でした。
やっぱり映画はハッピーエンドがいいですよね。
フィリピンと日本の合作映画で、フィリピンの役者さんも多数出ていて結構演技力が上手くて驚きました。クリスティも良かったのですが、弟のロメロも泣かしてくれるほど、いい演技するわけですよ。
絶対オススメです。
Related Posts